佐々淳行


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佐々淳行氏の「私を通りすぎた政治家たち」を読み終えた。

自衛官だった父方の祖父のことを思い出す。
祖父には芯の通った厳しさがあり、幼い頃から よく注意されていた。
そんな祖父に感じていた厳しさに通ずるものが、 佐々さんの文面から感じ取れる。
祖父の正確な年齢は覚えていないが、 ざっと計算すると佐々さんとは同い年くらいかもしれない。
一自衛官だった祖父には、おそらく直接佐々さんと 交流する機会はなかったと想像するが、 同じ時代に国を想って生きてきた二人の老人の教えは、 少なからぬ影響を、私の考えに与えてくれている。