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国立精神・神経医療研究センターが認知症の発症に関わる
リスクの調査に乗り出すようだ。
発症に関わる生活習慣、食事や運動などの生活習慣が
発症に関わる可能性、記憶力の低下につながる生活習慣の要因、
等の言葉が並ぶが、端的に言って、習慣という思考の短絡自体を
認知症とカテゴライズしているだけなのではないか。
記憶力が低下しているというよりも、習慣がルーチンとして
固定化され、その部分の記憶は劣化しない一方で、
ルーチンでない新しい記憶が形成、定着されづらくなっている
ということなのであれば、特定の生活習慣を原因とみなすことに
あまり意味はないと思われる。
習慣という、ある意味での最適化を敢えてかわさないといけないほどに、
物理的身体の寿命が一方的に延びてきた故の、当然の帰結なのかもしれない。