反対


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似たもののサジェスト機能は 今やどんな場所でも見かける。
Google、Amazon、Youtube、等々。
「これを{検索した、買った、見た}人は  こちらも{検索して、買って、見て}います。」

反対に、同じテーマに対して異なるアプローチを しているものへのアクセスはあまりサジェストされない。
「これを{検索した、買った、見た}人は  こちらも{検索して、買って、見て}みましょう。」

こういった絞り込みというのは、前者に比べて 難易度が高いのであろう。
例えば、サッカー日本代表の采配を賞賛する記事に対して、 批判する記事を絞り込むには、テーマは同じだが、 論調や結論が異なるものを探してこないといけない。
隔たりは大きい程よい。
関連性の薄さだけで絞り込むと、「おいしいラーメンの茹で方」 みたいな記事でもよくなってしまうからダメだ。

ある事柄に対して、いろいろな意見に触れておくのは、 自分なりの考えをもつための最良の手段だと思っている。
こういうサービスがもっと普及することを願う。

p.s.
ちなみに、「サッカーとラーメン」というのは どっちが好きかを聞かれても違いすぎて優劣が比べられない例として、 ある人が挙げたもので、これを間髪入れずに思いつくのは すごいなと素直に感心して以来、たまに使っている。