日本史のしくみ


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林屋辰三郎、梅棹忠夫、山崎正和、上田正昭、 司馬遼太郎、原田伴彦、村井康彦の対談集 「日本史のしくみ」を読んだ。

タテの復興文化である変革はエネルギー論、 ヨコの複製文化である情報はエントロピー論。

ある抽象度での詳細を捨象することによって、 一つ上の抽象度での情報が現れるという 統計力学的視点をもつことで理解されるのは、 「歴史は抽象的に繰り返す」ということだ。

こういうものを構造と呼ぶのであろう。