Real / Cyber


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  • 自然変換でつながった関手のネットワークはRealである。
    • 特に、人体という、多くのセンサ=関手からなる関手圏を含むネットワークのことを「現実 Reality」と呼ぶのが一般的である。
    • 「現実感」とは、Realityとの同期具合である。
  • 孤立した関手はCyberである。
    • Cyberな関手は、複数がつながることでRealになっていく。
    • 現実との類似性が十分高まった段階でVirtualとみなされる。
  • 何らかの「近さ」を捉える仕組みを「空間」と呼ぶとする。
    • Cyberな空間では、Realityの空間とは異なる近さの捉え方を定義することで、空間的なギャップを変えることが可能になる。
  • 何らかの「変化」を捉える仕組みを「時間」と呼ぶとする。
    • Cyberな時間では、Realityの時間が捉えた変化を見逃してしまうことで、時間的なギャップが生じ得る。
    • 「リアルタイム」とは、Realityの時間とのギャップが無視できる様である。
  • 何かと何かを比べたとき、どのくらい同じかを見るのが「空間」で、同じでなくなることを見るのが「時間」であるから、両者は「同じさ」を軸につながっている。
    • Realityでは、人体が「同じさ」を決めるベースになっている(環世界)。