Idiom ab esse


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(小林賢太郎氏 POTSUNEN 2011『THE SPOT』より) 【ない慣用句】に意味をこじつける

・まばたき八つ(まばたきやっつ)  まばたきを八回するくらい簡単なこと。
 類義語に「お安い御用」「朝飯前」等がある。
 「朝飯前」と比べてどちらが簡単かは人によりけりで、  毎日朝ごはんを食べる前にするまばたきの回数が八回以上の人にとっては  「まばたき八つ」のほうが簡単であることを意味する。

・鬼の朝飯も冷める(おにのあさめしもさめる)  鬼といえばまわりからも一目置かれる、優秀を絵に描いたような存在で、  「鬼のように忙しい」毎日の中でも、大抵の雑事は「朝飯前」である。
 彼/彼女は雑事を処理した後の朝ごはんを非常に大切にしていて、  必ず冷めてしまう前には作業を完了して食卓につくことを旨としている。
 そこから転じて、「これまでからは想像できないほどありえないこと」を  意味するようになった。
 類義語に「とんびの綱渡り」がある。