端末形態
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インターネット端末のシェアでスマートフォンがPCを上回ったというディストピア
AndroidのシェアがWindowsを上回ったことについての記事。
記事中でデスクトップやラップトップに対してスマートフォン
                    が比較されているように、端末の形態によってできることは
                    異なる。
                    スマートフォンでもソフトウェアを開発することはできるのかも
                    しれないが、少なくとも個人的にはブログの記事すら書く気が
                    起きず、基本的には情報を取得するための端末になっている。
                    プログラミングや文章執筆といった、情報を抽象する作業は
                    ほとんどデスクトップで行う。
WindowsとAndroidの違いは必ずしもデスクトップとスマート
                    フォンの違いには一対一で対応しないかもしれないが、スマート
                    フォンに偏ることで、情報の取得方法だけが普及することに対する
                    危惧には概ね共感できる。
                    折角情報を発信する側に回れる機会なのに、結局のところ、
                    新たな形態のプロパガンダを促進するだけになってしまうの
                    だろうか。
記事からリンクされているTechchrunchのページには引用されて
                    いないのだが、この話でさらに考えさせられるのは、OS普及の
                    地理的な分布だ。
                    StartCounterのサイトにあるOS market share mapをみると、
                    その国で最も普及しているOSが、先進国と発展途上国で
                    WindowsとAndroidにきれいに分かれている。
                    
                    怖いなーと思いつつ、この地図が緑に塗りつぶされることの
                    方が怖いのかもなーとも思いつつ。